
着物は保存が非常に難しく、シミやカビが発生しやすいものです。そんなシミやカビがある着物でも売れるのかどうか、疑問に思う方もいるでしょう。
本記事ではシミやカビがある着物でも売れるのかどうか詳しく解説します。また、シミやカビ以外にもダメージのある着物の買取事情について解説するため、ダメージのある着物の買取を検討している方は参考にしてみてください。
査定に響く着物のダメージ
主に査定に響く着物のダメージは以下の4つです。
- シミ
- カビ
- 色褪せ
- 虫食い
とくに着物のクリーニングや仕立て直しは専門技術が必要となるため、買取業者側の負担が大きくなることから、買取不可となったり査定額が低くなったりするのです。 査定に響く着物のダメージについて詳しく解説します。
シミ
食事や飲み物をこぼしたことによって発生するシミだけでなく、汗や皮脂が酸化して発生する黄ばみも査定額へ影響します。特に襟元・袖口に多く、落としにくいことから買取可否に影響します。
カビ
カビが発生する原因は主に湿気や通気不足によるものです。汗ばむ季節によく乾燥させなかった、除湿剤を入れて保管しなかったことなどが理由となります。また、目で見てカビが発生しているだけでなく、カビ特有のにおいが残る場合も買取不可の理由となります。
色褪せ
日光や蛍光灯の光による退色によってできた色褪せも査定額に影響するダメージのひとつです。色褪せは肩や裾部分に現れやすく、着用した際に目立つ箇所にある場合は査定額がを下がりやすい傾向があります。
虫食い
着物は絹や麻など虫が好む素材で作られていることが多いため、虫食いが発生しやすいです。特に防虫剤が不足していたり、長期間一度も開封せずに保存していたりすると発生します。虫食いによってできた穴は修復が大変難しく、手間もかかるため、買取自体を断られるケースが多いです。
シミやカビがあっても買取してもらえる着物は?
シミやカビがあるからといって必ずしも買取ができなくなるわけではありません。中にはシミやカビがあっても買取が可能な着物もあります。シミやカビがあっても価値を保つ着物は次のようになります。
付属品が全て揃っている
着物の価値を証明する証紙、箱、たとう紙など全て揃っている場合、シミやカビがあっても買取できることがあります。
有名な作家あるいはブランドが手掛けている
有名作家やブランドが手掛けた着物は、出回っている数が少なく需要が高いことからシミやカビがあっても買取可能となるケースが多いです。自身の着物が有名な作家あるいはブランドが手掛けているということを証明するためには付属品の証紙が必要となります。
シミやカビが無くても買取不可なものもある
着物の中にはシミやカビが無くても買取不可あるいは低い査定額での買取になることもあります。シミやカビなどのダメージが無いのになぜ?と納得いかなくなるかもしれません。シミやカビが無くても買取不可な着物とその理由を買取に出す前に理解しておきましょう。
サイズが小さい着物
古い着物ほど高値がつくと思われるかもしれませんが、古い着物はサイズが小さいものが多い傾向にあり、サイズが小さいと買取不可あるいは低額での買取となります。
昭和初期と現代では平均身長が異なります。女性でいうと、昭和初期の平均身長は約151cm、現代では158cmほどとなり、5cm以上異なります。現代で需要があるのは160cm程度の着丈のある着物となるため、身丈が150cm前後・裄丈が60cm未満の場合状態が良くても買取額が下がることがあります。
素材が安価
着物は絹や麻などが高価な生地とされており、現代では非常に希少価値のある素材となっています。
現代ではポリエステル素材の着物が多く流通していますが、ポリエステルは生地として強い上にかんたんに洗って管理ができる一方で、流通量が多いことから買取市場では飽和状態となっています。
また、需要もあまり高くないことから買取不可もしくは低額での買取となりやすいです。
需要が低い着物
高価な素材、サイズが程よい着物でも以下のものは、需要が低いため買取額が低くなる傾向にあります。
- 喪服
- 家紋入り
- 名前入り
- 大量生産の着物
- デザインが現代っぽくない
まとめ
着物買取では一般的にシミやカビがあれば買取不可となったり、買取額が下がったりするのが一般的です。しかし、価値のある着物であることが証明できる場合や、付属品が揃っていたりするとシミやカビなどのダメージがあっても買取可能なケースがあります。
総合買取の華丸では、シミやカビがあるものやダメージがあるものでも買取実績があります。自身の所有している着物がいくらで売れるか気になるという方はお気軽にご相談ください。
この記事の監修者
津村 雅之Masayuki Tsumura
株式会社 2nd Village
代表取締役
プロフィール
リユース業界歴は10年以上。大手出張買取会社にて営業部長を務め、約100名の組織を率いながら業績拡大を牽引。その後2022年に独立し株式会社2nd Villageを設立し、買取ブランド「総合買取 華丸」を展開。安心感あるブランド設計と、ウェブ集客を活用し成長企業に育て上げた。その独自の経営哲学と人材育成への情熱は、次世代リユース業界を牽引する存在として注目を集めている。





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