着物の種類別!高く売れる着物ランキングと買取ポイント

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着物は全てが一律高い値段で買い取られるわけではなく、種類によって価格が大きく変動します。本記事では、着物の種類別に高く売れる着物をランキング形式で解説します。 また、着物買取の際に抑えておきたいポイントについても併せて解説するため、自宅に眠っている不要な着物を買取に出したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

種類別高く売れる着物ランキング

種類別高く売れる着物ランキング

着物は種類によって高く売れるものとそうでないものがあります。どの着物が高く売れるのか、ここからは2025年最新のランキングで解説します。

高く売れる着物第1位:友禅着物

「友禅染め」という伝統的な技法で染められた「友禅着物」は、買取市場でも最も高値がつきやすい着物のひとつです。 特に経済産業省指定伝統的工芸品である京友禅、加賀五彩と呼ばれる基本の5色のみを使って作られている加賀友禅の着物は高価買取の対象となります。

京友禅も加賀友禅も手書きで書かれているため、作家によって趣が異なります。そのため、作家物や老舗の作品は高値で取引される傾向にあるのです。 友禅着物は新品で相場が100~200万円程度する着物のため、中古であっても10~50万円程度の値が付くことがあります。

ただし、シミや虫食いがあるなどの状態が悪い着物や、インクジェットでプリントアウトして作られた量産品の場合は査定額が下がる、もしくは値がつかないことがあります。そのため、本格的な友禅染めであること、そして保存状態が良好であることが高価買取の重要なポイントとなります。

高く売れる着物第2位:訪問着

訪問着は結婚式やパーティーなどおめでたい場所で着用するために作られていることから素材や装飾にこだわっているものが多く、新品でも高く売られています。 このことから、中古でも訪問着は高価買取対象となりやすく、20~50万円で買い取られる傾向にあります。

友禅着物と同様に作家物や汚れが無くきれいなものについては効果で買い取られますが、そうでない場合には、値段が落ちてしまうため、注意しましょう。 季節感があるものは需要が高いため、さらに高価買取が期待できます。

高く売れる着物第3位:振袖

振袖は買取額に最も大きく差がある着物ですが、特に以下の条件がそろうと高価買取が期待できます。

  • 袖丈が長い
  • 大振袖である
  • モダンな柄で現代でも精通する
  • 金や銀などの高価な装飾を使用している


  • また、振袖は成人式に着用されることが多いですが、近年では前撮りをするために振袖も早めに選ばれる方も多いです。そのため、前年の成人式直後に買い取ってもらうと高額買取につながります。 振袖には、明確なルールはないものの一般的には未婚かつ30代前半までの女性しか着用されないため、購入者の人数が限られることから他の着物よりも特に汚れや付属品の有無について厳しく見られる傾向にあります。

    高く売れる着物第4位:留め袖

    礼装用として需要のある留め袖の中でも、特に黒留め袖だと高額買取が期待できます。 正絹(絹100%)で作られていること、金や銀などきらびやかな装飾があることが高額買取の条件となり、条件がそろえば30万程度での買い取りも期待できます。

    一方で、上記の条件が満たされていない、汚れがあるという場合には数万円~数千円の買取額となり、買い取られる額に開きがある点が特徴です。

    高く売れる着物第4位:喪服

    喪服は、夏用、冬用と季節によって素材が異なりますが、それぞれ状態が良いと高価買取につながります。 また、以下の条件がそろうとさらに高価買取が期待できます。

  • 正絹で作られている
  • 家紋が五つ揃っている(汎用性の高いもの)
  • 状態が良い


  • 上記にマッチしないと、高額で売ることは難しくなります。ただし、喪服は他の着物と異なり、高額で売れたとしても10万円程度です。購入額よりも価格が低く不満に思うかもしれませんが、高額条件にマッチしていても、あまり価格が上がらないことを理解しておきましょう。

    着物買取でおさえておくべきポイント

    着物買取でおさえておくべきポイント

    着物買取で高額査定を狙うには、いくつかの重要なポイントをおさえておく必要があります。少しでも高く売りたいと考えている方は、以下のポイントを確認したうえで査定に出しましょう。

    きれいな状態で買取に出す

    着物買取でもっとも重要なのが、きれいな状態で買取に出すことです。高額買取が期待できる着物であってもシミや汚れ、虫食いなどの難があれば高額買取にはつながりません。 そのため、極力きれいな状態で買取に出すことを意識しましょう。 ただし、シミや汚れを見つけたとしても、セルフケアで汚れを落とそうとすると着物の生地を傷めたり、汚れをさらに広げたりして買取額を下げる要因になるかもしれません。 そのため、汚れを落として買取に出す場合には必ず専門業者に相談しましょう。

    付属品は全て揃える

    付属品は全て揃えた状態で出品すると高額買取が期待できます。特に、振袖は全て揃った状態での買い取りを希望する方が他の着物と比べても多いため、カバンや履物など付属品は全て買取に出しましょう。また、証紙は着物の価値を証明する大切なものです。証紙によって着物の価値が証明されれば高値が付くため、証紙がある方は必ず一緒に買取に出しましょう。

    着物の丈をチェックする

    実は、着物は丈でも買取額が変動します。 日本人女性の平均身長は158cm前後のため、160cm程度の丈がある着物が最も高額買取されます。そのため、着物の丈をチェックしておきましょう。 なお、違う素材で丈を足してしまうと買取額が下がるため、160cm足りなくても丈を足すなどせず、そのまま買取に出すことをおすすめします。

    まとめ

    着物買取まとめ

    高額買取対象となる着物は、友禅着物や訪問着など一部のものに限ります。ですが、これらの着物でなくても、きれいな状態で付属品を添えて買取に出せば高額買取が期待できるケースもあります。

    総合買取の華丸は高額買取に該当する種類の着物はもちろん、そうでない着物の買取も積極的に行っています。また、汚れていたり傷があったりと他所では値段が下げられてしまう着物でも、安定した価格での買い取りを実施しています。 着物買取を検討している方は、総合買取の華丸へまずはご相談ください。

     

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