プレミア切手から現行の切手まで│切手買取の相場とは?

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切手を売りたい、できれば高額で買い取ってもらいたいとお悩みになる方もいるのではないでしょうか。また、切手と一言で言ってもプレミア切手や使用済みの切手、現行の切手までさまざまな種類がありますが、それぞれの切手の相場を知りたいという方もいるでしょう。 本記事ではさまざまな切手の買い取り相場について詳しく解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

現行の切手の買取相場

現行切手とは郵便局やコンビニなどで手軽に買える普通の切手のことを指します。 現行切手の買取相場は一般的に、額面よりも低い価格で取引されます。その価格相場は84円切手の場合1枚42円、120円切手で60円となり、半額程度と考えておくとよいでしょう。 現行切手の買い取り相場が低い理由は現行切手の発行数にあります。現行切手は発行枚数や発行期間に定めがないため、額面よりも価値が高くなることはありません。 なお、バラ売りよりもシートの方が価格が高くなる傾向にあります。シートの場合、84円のものが1シート100枚つづりで7,602円となり、1枚当たりの価格は76円です。 このことからも、バラ売りよりも30円程価格が高くなることがわかります。なるべく高い価格で買取りしてほしいという方はシート売りがおすすめです。

プレミア切手の買い取り相場

プレミア切手とは、高い希少性や需要によって額面以上の価値が認められる切手のことを言います。 日本のプレミア切手は次の通りです。

     
  • 竜文切手:日本初の郵便切手のため価値が高い
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  • 桜切手:明治初期の切手で、図案がそれぞれで若干異なる
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  • 島切手:日本最後の手彫り印刷切手
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  • 小判切手:日本初の機械印刷切手
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  • 菊切手:偽造品が多く流通したため本物の価値は高い
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  • 田沢切手:大正から昭和にかけて発行されており、大正の方が価値が高い
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  • 震災切手:関東大震災により切手管理機関がダメージを受けたので初めて民間会社が発行した
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  • 風景切手:全種類そろえば価値が高い
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  • 見返り美人切手:1948年 発行のものは価値が高い
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  • 月に雁切手:発行枚数が少ないうえに海外でも人気がある
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  • ビードロを吹く娘切手:プレミアではあるが取引価格が低い
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  • 青島軍事切手:世の中に残っている数が少ないため価値が高い
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  • 旧大正毛紙軍事切手:Ⅰ型の正方形の物は価値が高い

明治・大正・昭和初期の物は特に価値が高く、1枚で数万円を超えるものもあります。 プレミア切手の中でもっとも価値が高いと言われているのが桜切手で、1枚で約数億円の価値がつくケースもあると言われています。

記念切手の買い取り相場

記念切手とは国家的行事や国家的な記念を祝して作られる切手のことを言います。オリンピックや万国博覧会、天皇即位のタイミングで作られることが多いです。 記念切手は販売期間・発行枚数に制限があるため、高値で取引される傾向にあり、状態が良い程高値で取引される傾向にあります。 記念切手の相場は保存状態によっても異なりますが、明治・大正時代の切手には価値が高いものも多いです。 最も高値で取引される傾向にあるのが裕仁立太子記念切手(10銭)で、状態がよければ3万円程度で取引されます。次に高値で取引されるのが以下の切手です。

     
  • 日露戦争凱旋観兵式記念切手
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  • 郵便創始50年記念切手
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  • 日韓通信業務合同記念切手
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  • 万国郵便連合加盟50年記念切手

これらはすべて状態がよければ1枚当たり1万円程度で取引されます。

外国切手の買い取り相場

外国の切手も価値がありますが、特に高い価格で取引されているのが中国の切手です。 中国切手の中でも特に高い価値があるのが、次の3つです。

     
  • 赤猿切手:背景が赤くサルが描かれた切手。発行枚数が少ないため未使用であれば1枚10万円前後で買取される
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  • 毛沢東切手:毛沢東が描かれた切手で、文化大革命時代に発行されたもの。残存枚数が少なくシートなら高いもので40万円程度安くても2万円程度で買い取られる
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  • 文化大革命切手:文化大革命の時代に発行された切手。当時の中国は切手の収集および国外への切手の流通が禁じられていたため、残存数が少ない。1枚あたり1万円程度で買い取られる

使用済み切手の買い取り相場

使用済み切手の場合は切手に押されている「消印」の希少性が価値を左右するため、珍しい消印が押されていれば、未使用の切手よりも価値が上がることがあります。 以下の消印がある場合には使用済み切手でも価値が上がるでしょう。

     
  • 特殊通信日付印(特印):国家的記念行事のときだけに使われる記念印で切手の柄に合わせたイラストが押されることもある。特に古いものは残存数が少なく価値が高い
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  • 小型記念通信日付印(小型印):全国切手展や地域の記念行事、施設の開設記念など国の関係がない行事の時に押される記念印
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  • 風景入通信日付印(風景印):その土地ごとの風景が描かれている
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  • 初 日用通信日付印(初日印):切手やハガキの発行日に押される日付印。押される日が限られるので価値が高く、初日印があるだけでプラス数万円程度の値がつくこともある
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  • 満 月印:切手の中央にきれいな丸い形で押され、文字がはっきりと読める消印のこと。消印を押す人の技術によって作れるため高い価値はつきにくい
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  • 小代式機械印:郵便局の自動押印機で押される消印は数年しか使われていなかったことから、希少性が高い

使用済み切手は使用済み切手のニーズが高い買取業者へ依頼すると高い価値がつく傾向にあります。

切手の買取なら総合買取の華丸へ

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切手はプレミア切手や記念切手の場合は高額で買い取手もらえる傾向にあります。現行切手でもシートで買取を依頼すれば、額面を超えることはないものの納得いく価格で買取りしてもらえるでしょう。 切手買取をどの業者に依頼しようか悩んでいる方は総合買取の華丸がおすすめです。 おすすめしたい買取店として首都圏で4冠を達成しており、さまざまな物を買取してもらえます。特に切手はバラしかない、1枚しかない、汚れているなど他店では買取が難しかったり価格がつきにくかったりする状況でも買取をしてもらえます。切手買取を検討しているけれど、価格が気になるという方は、まず一度無料相談をしてみてはいかがでしょうか。

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