
年々夏の平均気温が高くなっており、猛暑への警戒が必要となっています。そのため、夏に向けて部屋や体を冷やす家電を一新する方もいるかもしれません。
一方で、新しい家電を購入後に扱いに困るのが古い夏家電です。特に、まだ使える場合には捨てるのはもったいない…と対応に悩む方もいるでしょう。 本記事では、買い替え前に知っておきたい夏家電の買取基礎知識について詳しく解説します。これから、夏家電を買い替える方、すでに買い替えて処分方法に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
夏家電の買取対象は?

夏家電を買取してもらう前にあらかじめ買取対象となるかどうかをチェックしておくことがおすすめです。ここでは買取対象となる夏家電について詳しく解説します。
クーリング系の家電は買取対象となりやすい
夏家電と一言で言ってもさまざまなものがありますが、特に買取対象となりやすいのがクーリング系の家電です。扇風機、冷房、冷風機、スポットクーラーなどは特に積極的に買い取られやすいです。
一方で、除湿器や空気清浄機など冷房と併用される家電は、季節を問わず使える反面、夏の時期でも買取価格が伸びにくく、あまり積極的な買取は期待できないこともあります。
また、かき氷機やアイスクリームメーカーなど夏ならではの家電についても業務用ならば積極的に買取られますが家庭用の場合は中古品への需要が少ないことから買取対象外になりやすいです。
壊れていないもの
大前提として壊れていない、使えるものが買取対象となります。 電源が入らない、正常に動作しない、異音や異臭がするという場合には買取対象外となるのであらかじめ作動状況をチェックしておきましょう。
付属品がそろっているもの
付属パーツやリモコン、説明書など付属品がそろっているものについては買取対象になりやすいです。一方で、付属品がそろっていない場合、同じ商品であっても買取対象外になることがあるので注意が必要です。
製造年月日が3年以内など比較的新しい場合には、付属品や説明書が手元になかったとしてもメーカーに残っていたり、説明をネットで見られたりする観点から買取対象となることもあります。詳しくは、買取を希望する業者へと確認しましょう。
夏家電の買取相場

夏家電が売れるということはわかったけれどいくらで売れるのか?という疑問を持つ方もいるかもしれません。ここでは夏家電の買取相場を、需要が高い扇風機、冷房に絞って解説します。
扇風機
扇風機は特に有名メーカーのものが高く買い取られる傾向にあります。そのため、シャープ、パナソニック、日立、東芝、アイリスオーヤマ、ダイソンの扇風機は比較的高く買い取られます。 また、扇風機の種類も買取相場を決めるうえで重要です。 現在最も高く買い取られているのがファンなし扇風機で、ダイソンのものであれば特に高価買取されています。2017年製でも定価の64%程度で買取がされています。
次に高く買い取られるのが羽根つきの扇風機です。パナソニックや東芝製のものは高価買取が期待でき、新品であれば定価の50%以上での買取も見込めます。しかし、無名ブランドのものだったり、ある程度使用をしていたりすると需要が無くなるため定価の1割程度の買取額となります。
また、近年では昭和レトロな扇風機も人気が高まり、高価買取対象となることがあります。昭和レトロなものを自宅に飾りたいという需要があるため、壊れていてもアンティークなデザインのものであれば高価買取が期待できます。作動する、汚れが少ないという場合にはさらに高価買取が見込めるでしょう。
冷房
冷房も扇風機同様にメーカーが買取価格に大きく影響します。冷房で高価買取が期待できるメーカーは、次の通りです。
- 東芝
- シャープ
- パナソニック
- 日立
- コロナ
- ダイキン
- 三菱
- 富士通
これらのメーカーの冷房は高価買取が期待できます。 加えて、冷房買取で重視されるのは容量です。 例えば同じメーカー、同じ年式の冷房であったとしても10畳用と20畳用では20畳用の方が高く買取がされ、その差は10倍になることもあります。 一般的にエアコンの買取相場は10畳以下で1万円~、20畳以上で5万円~です。
夏家電の買取時に抑えておきたい注意点

夏家電は他の家電と比べて買取のタイミングや買取の要件を満たすことが難しく、要件を満たせていなかったりタイミングを間違えたりすると買取不可となるケースもあります。 ここで、買取の際には抑えておきたい注意点を把握しておきましょう。
製造日を要チェック
家電は、メーカーが壊れた時に直す部品の保有期間や破損、消耗によるさまざまなリスクを鑑み、買取できる期間が決まっているケースが多いです。多くの夏家電が製造から10年を買取期間としているため、2025年に売るのであれば2015年より前に製造された家電は買取対象外となります。
また、空気清浄機については買取希望日から5年以内に製造されたものが買取対象とされています。さらに、クーラーについては製造から10年を買取期間としているものの、買取業者が独自に買取期間を決めていることがあり、その場合おおむね製造から7年を買取対象期間としています。 買取に出す前には必ず製造日と業者の買取対象期間をチェックしておきましょう。
売るタイミングに注意する
夏家電の需要が特に高まるのが6~7月です。そのため、これよりも前あるいは遅くても7月前半くらいまでに買取に出した方が高値で買取されます。高値での買い取りを希望する場合には売るタイミングもチェックしておきましょう。
まとめ

夏家電は動作に問題が無く状態が良ければ買取されますが、買取期間が限られているためタイミングを逃さずに売ることが大切です。特に買取対象期間は見逃しやすいためチェックしてから買取に出すことをおすすめします。
総合買取の華丸では家電の買取を積極的に行っています。夏家電では扇風機が相場の30%増額で買取されており、高価買取が期待できます。 夏家電の買取を検討している方は、総合買取の華丸へお気軽にご相談ください。
