日本人形の買取相場はどのくらい?高く売れる特徴5選もご紹介!

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実家を生前整理したり、遺品整理を始めると、日本人形が出てきたことはありませんか。
日本人形には一つ一つに意味があり、どのように処分してよいか悩む方も多いでしょう。古来より、日本人形は健康を願ったり身代わりとして病気や厄を引き受ける依り代として扱われていました。また、最近では日本人形の顔立ちのよさや芸術性が注目され、インテリアとしても好まれています。

 

この記事では、日本人形の買取相場と高く売るための5つのポイントをあわせてご紹介します。

日本人形の買取相場

日本人形は、子どもの成長を願い親や親族などの身内が記念日を祝って購入されたものが多いです。日本人形は素材が良いため、人形の種類によってはリサイクルされるなどして活用されています。

 

まずは、日本人形の種類と、その買取相場をご紹介します。本記事では、以下の8種類に分けて説明していきます。

  • 雛人形
  • 御所人形
  • 市松人形
  • 奈良人形
  • 博多人形
  • こけし人形
  • 木目込み人形

雛人形

雛人形は桃の節句の毎年3月3日に飾られる人形です。古くから女の子の災厄の身代わりとして飾られることが目的とされてきました。雛人形は立春を過ぎたころから飾りはじめ、一か月程度飾られることが一般的です。

 

雛人形は、時代によってニーズが変化してきており、サイズはさまざまなものがあります。一軒家にもともとお住まいの場合は七段飾りが主流ですが、段数が少ないものや、お雛様とお内裏様の2体のみのタイプもあります。お住まいとお好みにあわせて、さまざまな種類・デザインを選ぶことができます。

 

雛人形の買取相場は、著名作家製の場合は5万円から10万円、人気ブランド製の場合は約3万円、人気キャラクターなどとのコラボレーション品は3,000円から1万円です。

五月人形

五月人形は、端午の節句である5月5日に、男の子の成長を願って飾られる人形です。鎧兜を身にまとい、凛々しい顔つきの立ち姿や座位のものがあります。武者人形や大将飾りともよばれています。また、昔話の主人公がモチーフとなっている飾りもあります。

 

五月人形は著名作家の場合は3万円から5万円の買取価格がつけられる場合があります。また、五月人形のなかでも鎧飾り・兜飾りは特に需要があり、価格相場は1,000円から5,000円程度です。

御所人形

御所人形とは、男児の赤ちゃんをかたどった人形です。江戸時代中期に観賞用の人形として広まりました。明治以降には、参勤交代時の贈答品や国許への土産品として扱われたこともあります。

 

御所人形の買取相場は、3,000円から10万円程度と、幅広いです。なお、これは人形の状態や作家によって変わります。著名作家によるものの場合、20万円もの高値がつけられる場合もあります。

市松人形

市松人形は、江戸時代から伝わる日本の着せ替え人形です。現在では人形と一緒に制作されていますが、昔は人形の着物を各家庭で作り、着せ替え人形として楽しまれていました。
着せ替え人形として楽しむだけでなく、お守りとして雛人形とあわせて飾ったり、雛人形の代わりとして市松人形が飾られていたりする家庭もありました。

 

市松人形の買取相場は買取相場が安定しておらず、人形の状態によって左右されます。5,000円ほどのものもあれば、なかには10万円以上の価値がつくものもあります。
また、市松人形にはさまざまなバリエーションがあるほか、先述した通り着物は各家庭で作られていたことから、作家が手がけた作品であったり、伝統的な生地や技術を用いられていたりすることがあり、それもまた買取価格に影響します。
ご自宅に眠っている市松人形があれば、査定してもらってみてもよいかもしれません。

奈良人形

奈良人形は木製の郷土人形で、奈良県と岐阜県飛騨地方で生産されています。一本の小刀で彫られていることから、「奈良一刀彫」とも呼ばれています。奈良人形は平安時代より神事に使われており、親から子へ守り神として受け継がれてきました。木の素材感を活かした柔らかな曲線が魅力的です。能楽、舞楽、鹿、十二支、ひな人形などをテーマに作られています。
一刀彫はすべて手作業で行われるため、木の手触りを楽しめます。大胆な面で彫られたところと繊細な曲線、木肌の素朴なやさしさをいかし、子どものおもちゃとしてもよろこばれています。

 

奈良人形もまた、他の日本人形と同じく状態や作家によって買取価格が大きく左右します。有名な奈良人形師による物の場合、45万円とかなりの高額で取引されることもあります。

博多人形

博多人形は、福岡県博多地区で作られる素焼き人形です。土を練るところから始まり、一体を作るのに数か月かかります。美しい曲線美や落ち着いた発色が特徴的で、繊細かつ豊かな表情をしています。博多人形には「美人もの」「歌舞伎もの」「能もの」「風俗もの」「童(わらべ)もの」など、さまざまな分類があります。

 

素材が土のため、割れやすく、床の間のインテリアなどとして飾って楽しまれています。明治時代にパリに出品をしたことをきっかけに欧米にも広がり、大きな話題となりました。日本の伝統的なお土産として、海外でも人気です。

 

博多人形の買取相場は、5,000円から5万円です。他の人形と同様に、状態や作家によって価格が大きく左右します。

こけし人形

円筒状の胴体に丸い頭が特徴的なこけし人形。昔ながらの製法でつくられた「伝統こけし」と顔や身体の模様を自由に絵付けする「創作こけし」があります。東北地方で江戸時代の終わりからつくられ始めたといわれています。

 

こけしはシンプルな形なので現代アートとしても楽しまれています。鮮やかな装飾、藍一色での装飾など幅広くデザイン性に富んだものが数多く生み出されて有名ブランドとの限定コラボこけしなどもあります。アンティークなものばかりではなく、インテリアとして新しい価値を作り出しています。

 

基本的に、こけしは買取が難しい場合が多いです。ただし、著名作家によるこけしや、骨董品として価値のあるこけしの場合は、1万円から5万円での買取が可能な場合もあります。

木目込み人形

木目込み人形は、粘土の一種である桐塑(とうそ)を固めた原型に筋彫りを入れて、そこに布地をヘラや目打ちなどで押し込んで仕立てられた人形です。筋彫りに布の端を押し込むことを「決め込む」ということから、木目込み人形といわれるようになりました。

 

木目込み人形の買取相場もまた、状態と作家によって価格が大きく左右します。たとえば昭和初期の無名作家によるものは4,000円から1.5万円程度、江戸期の有名作家によるものの場合は1万円から10万円以上もするものがあります。

高く買い取ってもらえる日本人形の特徴

日本人形は、職人ならではのこだわりがあったり、今では素材として取り扱えないものがあったり中古品でこそ価値があるものが多々あります。高く買い取ってもらえる日本人形の特徴を紹介します。

特徴①有名作家や人間国宝が手掛けたもの

有名な作家や人間国宝の方が手がけた日本人形は、高値で取引されていることが多いです。まだ名前が売れていないうちに手掛けた作品などが出回っていることもあります。その場合、時間が経つことでさらに価値が出る可能性もあります。

特徴②付属品がすべてそろっているもの

日本人形には本体の人形だけでなく付属品がいくつかあります。細かな付属品がすべてそろっていると買取価格としても大きく影響します。外箱や保証書、人形を置くための台やまわりの飾りは必ず売る前に確認しておきましょう。

 

もし付属物が足りない場合は、買取価格が減額されるおそれがあります。どの程度が相場かを知りたいときは、複数の業者に見積もりを出してもらうとよいでしょう。

特徴③江戸時代以前に作られた古いもの

江戸時代以前につくられた日本人形は、貴重価値が高いため高額になりやすいです。ただし、古いものは保存状態によって思ってたよりも低めの値段がつけられることも少なくありません。

 

江戸時代より前の作品には職人の技術が詰め込まれています。日本人形一体の値段も今とは違い財産として取り扱われていました。それ以降は大衆文化として大量生産されるようになり、同じような顔立ちが増えてきます。整理をしていて時代を感じさせる人形が出てきた場合は、一度専門家に見てもらうとよいでしょう。

特徴④保管状態が良好なもの

日本人形で保管状態が良いものは、高く買い取ってもらえます。日本人形はデリケートな素材を使っていることが多く、まわりの環境の影響を受けやすいです。日光による色褪せや部品の欠損がなかったりガラスケースに入っていたりする場合は、高値での買取が期待できます。

 

日本人形専用のガラスケースというのは、ケースにも価値がついている場合があるのでなるべく一緒に鑑定してもらえるとよいです。歴史ある日本人形の場合は、ケースだけを交換したりする人もいるでしょう。

特徴⑤入手経路が明確なもの

入手経路によって高額になる可能性も考えられます。買取に出す前に、以下の情報を明確にしておくことをおすすめします。

  • いつ・どこで・誰から入手したのか
  • どこの地域でどのような状態で購入したのか
  • いくらで購入したのか
  • 譲り受けた場合は、いつ・誰から・どのような状態だったか

日本人形を高く買い取ってもらうためのコツ

日本人形は日光が当たると色があせたり、多湿になるとカビが生えるなどデリケートなものが多いです。今の家では雰囲気に合わないと考えたり、保存が難しいので大切にしてくれるほかに人に譲りたいと考えていても新しい引き取り手を探すのは難しいことです。

 

日本人形を手放したいと考えるときには、それまで家の雰囲気をよくしてくれていたことに感謝を込めて掃除をするなど手をかけてあげましょう。日本人形を高く買い取ってもらうコツを紹介します。

コツ①付属品を揃える

日本人形を買い取ってもらうときには、その人形に関する付属品をそろえましょう。多少傷がついていても日本人形そのものの価値は下がりません。すべてそろっているほうが高額になりますが、無理してそろえる必要はありません。

 

もし付属品が足らない場合でも状態が良ければそれなりの金額での買取を行ってくれます。

コツ②保管場所の環境に気を遣う

日本人形は、日頃の保管場所の環境が大きく影響します。ほこりをかぶらないようにガラスケースなどに入れて直射日光が当たらない高温多湿になりにくい場所が理想です。色褪せやカビがある場合、査定金額が下がりやすいので、売る前に確認をしておきましょう。

 

人が集まるところに昔は置いてあっても、部屋の模様替えなどで置き場所がなくなり倉庫に保管する人も増えています。急に空気にさらしてしまうと人形に使われている素材が退化してしまう恐れもあります。倉庫から出すときには、少しまわりの空気となじんでから出すようにしましょう。

コツ③自分で修理しない

スレや色褪せなどの劣化はそれまでの人形の歴史として残しておいてください。経年劣化による傷・汚れを修理した場合、本来の日本人形の価値を下げてしまう恐れがあります。長い間しまっていたり、購入時期が古かったりする場合は、それ以上傷がつかないようにそっとしておきましょう。

 

人形が傷ついて修理を考える場合は、近くの人形を取り扱っているお店に修理ができるかどうかを聞いてみるとよいです。修理をすることでまた自宅で楽しみたいと思うこともあるかもしれません。

日本人形が買い取ってもらえない場合

日本人形は歴史や価値が十分にありますが、自分の手できちんと処分したいと考えることもあるでしょう。日本人形は、人形供養または不用品回収で処分を行います。

 

人形供養ではガラスケースや小物がある場合、人形以外のものは別途処分料がかかったり受付をしてもらえなかったりすることもあります。雛人形や五月人形など小物が多い日本人形の場合は特に注意が必要です。

 

ごみに出す場合は各自治体の不用品回収の要綱にのっとって分別を行ってください。日本人形の大部分は木や紙でつくられているため燃えるごみとして取り扱えます。金属や陶器、石こうが使われていることもあり、その場合は解体をしないといけません。

日本人形を手放す場合はまずは買取がおすすめ

日本人形にはさまざまな種類があり、状態や作家などによっても価格相場が大きく異なることがわかりました。また、伝統的な技法が使われていることから、世界的にもニーズが高いものです。ご自宅に日本人形があり、供養や廃棄を検討されている場合は、一度買取業者に依頼してみることをおすすめします。

 

総合買取華丸では、さまざまな日本人形の買取を行っております。古いものや、箱がない、作者がわからないといった状態でも、まずはお気軽にお問い合わせください。

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